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外下がり勾配 [設備]

どうも埼玉県三郷市のぽっちゃり親方です。

もう疲れ切ってますが、たまには更新すると言っておきながら
放置状態になっているのでまずいなぁと毎日思ってます。

そんな中で今日は天気も荒れたことなので、
お勉強とブログを、なんて考えていたのですが
朝一、雨が降る前に道具の積み替えをしたり
若い時と違って疲れが取れにくいものでして
少し昼寝をしてと思ったら、爆睡してしまい、
やりたいことも沢山あるのでお勉強お勉強と思っていたら
友達から電話があり、税金の相談をされましたよ。
時間がねーのに。
DSC_0956_copy_972x468.jpg
(それぞれのテントが逆の図)

結局話を聞いてみると、税理士に任せたら
とんでもない事態になったってことだったんですが
「それって粉飾決算になるように税理士がしていて
訂正指示を出したら、申告期間がもうないから
そのまま通してしまおうって考えてるんだけど
おたくは文句あるのかよって凄まれたって話でしょ」って
友達に話したら心配して管轄の税務署に確認したらしいんですよね。

私に聞かないで監督官庁の国税庁に報告しなさいよって。
よろず屋みたいなことしてるけど他人の税金は管轄外だよ。

さて現場です。
室内側の漏水の件でご相談いただきましたが、
よくよくお話を聞いてみると、結露ではなく
設備の貫通管からの雨漏りでは?と思いまして。
女性のお客さまで室内のことでしたので、
うちの業務規程で現地調査に私一人では行けず、
娘と行こうとしたら、その日は娘は登山で山に
野生に戻りに行ってしまったので、
甥っ子のお嫁さんと一緒に行きました。

そうしたら案の定、エアコンの冷媒管の
貫通部のダクトが
現状の形.jpg
(画像1)
こんな向きで付いてまして、
これはお客様に提出した例としての画像なので
塩ビ管でやってますが

本来は
適切な形.jpg
この向きのほうがスリムダクトは良いです。
(画像1)の場合、雨水がスリムダクトに入ると、
室内に漏水が起きやすいです。

それで室内側は
DSC_0871_copy_750x1000 - コピー.jpg
先上がり勾配といいまして、
屋外に向かって貫通管の勾配が上がっているので
スリムダクトから入った水がもろに入ります。
ほこりまみれの水平器なので水泡が見にくいですね。

通常は「先下がり勾配」です。
屋内から屋外に向かって下がる勾配が正しいです。

この手の貫通管勾配不良の漏水は
ここ数年で結構な件数を直してます。

取付業者の立て込んでいる時期の発注や
価格ばかり気になってしまうと
こういう事態になることもありますので、
ご自身の住まいですから基本的な確認を
してみてはいかがでしょうか。

本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。




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