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屋根の葺き替えとか色々1 [埼玉県で屋根葺き替え1]

どうも埼玉県三郷市のぽっちゃり親方です。

動物を飼っている人は、「あるあるの話」ですが、
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ネコ用の煮干しのおやつ。
これ、食べないんですよ。
前に載せた猫(展♂11最)は全く食べない。

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先住猫(ゆの♀12歳)はすこーーーし食べるんですけど。
仕方ないんで私が食ってます。
え?と思いましたよね。でも動物に食えて人間が
食べられない物って少ないんで。
SDGsです、SDGs。
仕方ないとか言いながら、人用よりも旨い。。。
良いかなぁと思っても駄目だった時、がっかりです。
200円ちょっとでしたけど。

さて現場です(長期ブログを休んでいた時に行った現場です)。
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こちらの現場は、以前近隣の共同住宅の工事をして、
そちらのオーナーさんにご紹介いただいたお客様です。

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紹介者のオーナーさんご自身が、かなり慎重派の方で、
そのオーナーさんから、慎重で良く調べてから
仕事やる人だから大丈夫、って太鼓判を押されたと
お客様から言われたのでプレッシャーで震えます。

それで現地調査でヒアリングに行くと
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ニチハのパミールです。
保湿状態になると吸水して脆くなります。
アスベストが製造および使用禁止になり、
各メーカーが外装材の新素材に取り組み始めた初期のものです。
アスベストに関してはいずれ機会があればやります。

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国内の全ての塗料メーカーが塗装不可、
対応できる塗料はないとしている屋根材です。
このニチハの製品は、アスベストの代わりに
パルプ(紙繊維)を基材にしているのですが、
そのパルプが吸水して脆くなります。

吸水して脆くなったときの材の硬さは、
洋菓子のクラッカーそっくりです。
指でモロモロ崩れます。

それでこの屋根材を留めつけている釘も駄目でした。
メッキが薄くて、基材の鉄くぎが錆びて
屋根材が脱落することもあります。

釘に関しては建築基準法施行令にも
屋根材が脱落しないようにと定めてありますので、
このモロモロになった屋根を一枚一枚剥がして
釘を打ち直せよってメーカーが釘を恵んでくれます
こんなモロモロの屋根材、すぐに割れるんだから
脱着できるか、馬鹿にしてんのかと思います。

屋根材メーカーは「メンテナンスが悪いからだろ」と
屋根材本体に関しては逃げました

このブログは商用目的にもなっていますので
政治的批判は原則としてしないようにしています。
ですが、あえて言うと国交省大臣が
アレじゃ変わんないでしょうね。

よそ様を悪く言うわけではなく、
あくまでも個人の見解です。
このパミールという屋根材。
吸水すると脆くなる、ということは
結露などでも脆くなるということです。

ではパミールを載せたまま、上から新たな
屋根材をかぶせるカバー工法というのはどうでしょうか。

下にあるパミールが、なんらかの吸水・結露・吸湿をすれば
新しい屋根材をいくら強固に留め付けてあったとしても
留め付け状態がゆるんで動きが出ます、
足元が動くってことですから。

今あの国際イベントでも話題になってますよね。
建屋の浮き基礎工法。
今の復興問題でもそうですが、足元が動いてしまえば
上にあるものは全部連動して動きます。

ですので、お客さまには高額工事になって心苦しく、
見積提出も時間をかけて待ってもらいましたが、
カバー工法は不向きであるとして
パミールは全面撤去の計画・見積としました。

このシリーズは何話かに分けます。

本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。



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屋根の葺き替えとか色々2 [埼玉県で屋根葺き替え1]

どうも埼玉県三郷市のぽっちゃり親方です。

今日は
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午前中、亀有へ現地調査に行ってきましたが
すごい変わりました。久々というのもあるんでしょうけど
すごい人は減りましたね。

さて現場です(ブログを長期休んでいた間に行いました)。
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足場たてたら要塞みたいになっちゃったんですが、

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屋根に乗ってソーラーパネルを取り始めます。
このソーラーパネルは撤去廃棄です。
発電効率が10年前に比べて格段に下がり、
売電の価格も10分の1くらいまで
落ちたようなので、廃棄とお願いされました。

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建築物は解体時にアレ?っていうものを
よく発見しますが、パネルを留めてあるボルトはユルユル、
屋根上で部材を使わず結線して絶縁テープとか。

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とりあえずパネルは全て降ろして配線も撤去。
パネル取付金具は屋根材を撤去する日に外します。
この金具、屋根を貫通して下地に留め付けてあるので、
金具まで取り外してしまうと、雨が降ったときに
雨漏りしてしまうので。

太陽光パネル設置義務化なんて言われてますが、
発電効率が下がった場合や雨漏りが出た場合、
交換や脱着の必要性が発生したとき、設置後の
メンテってどうすんのかなぁっていう政治的に
関わることは言いません。っていうか
家族に政治・宗教・アイドルの話は
禁止って言ったろと注意されたので。。。

話は戻りますが、昨今キャンプがブームになり
ポタ電(ポータブル電源)で太陽光パネルを使用して
蓄電するっていうのがありますが、それじゃダメなんですかね。
そりゃ発電量は屋根に載せるものより少ないでしょうけど。
壊れて修理は屋根設置型もポタ電も同じかもしれませんが、
片方は一度設置したら、ほかの部分を修理する可能性も
出ますからね。

災害対策用にうちも考えていて、
一台で、ガソリン発電かプロパン発電かを
切り替えて選択出来て、かなり利便性も
良さそうだなぁなんて。
いっそ仕事用として導入・使用して
災害時には緊急用として使えれば
近隣の人にも役立つかなぁと。

本日もお付き合いいただきましてありがとうございました
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屋根の葺き替えとか色々3 [埼玉県で屋根葺き替え1]

どうも埼玉県三郷市のぽっちゃり親方です。

人様のブログって面白いんですよね。
分かりやすいというか読みやすいというか。
文章などもすごい入りやすくて、
その人の思いとか、物事の見方・感じ方とか。
で、それと同時に思うわけですよ
なんで自分のブログってクッソつまんねーのと、
色々考えちゃいますよ。
あんまり言うと折角お越しくださっている方々に
失礼なのでいいません。
人を引き込む文章力、
これって持って生まれた才能なんですかね。

さて現場です(長期ブログをお休みしていた時に行いました)。
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棟包み板金や、その下地を撤去したら

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一気に屋根材を撤去、
でも脆くて割れやすいので、むしろ面倒。

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(この黒いのがルーフィング)
そのときに、セットで出荷された釘は、亜鉛メッキが薄く
釘が錆びてしまって、半端に残った「釘であったもの」も撤去、

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ルーフィングは、屋根材の留め付け釘で穴が開いているので
ルーフィングまで撤去。

規模などではなく、半日で屋根材と
ルーフィングは撤去して午後には
再度ルーフィングをしないと、
夜中や天気急転して雨が降ると、
人が住んでいる建物は雨漏りで
大変なことになるので大忙しです。

屋根面積が大きいので
幼馴染が亀有で解体業をしているので
このときは撤去のお手伝いに来てもらいました。

それで私はというと、ステージ状に組んだ足場から
滑車とロープで撤去した屋根材を下す係。
昇降機械よりもこのほうが今回は速いです。

バラバラにすると嵩張るので、
2階1階の部分の屋根材はそのままにして、
キリのいい大屋根で第一回目の撤去しても
結局3トンと2トンのダンプ1台ずつでも
ギリギリ積めたって感じですごい量が出ます。

出来れば下地合板である野地板も考えたほうがいいです。
でもとても費用が掛かります。

今回のようなルーフィングまで撤去も費用が結構かかります。

次に費用が掛からないのはカバー工法ですが、
他社の見解は知りませんし、否定もしませんが、
下地が脆く動きがあるのに、上っ面に被せるというのは、
うちではお客さんから長期にわたって信頼を崩さないという
スタイルなのでほぼ行いません。
数年で家そのものを解体するなら別ですが。

一番費用が掛からないのは家を解体するまで
放置することですが、このように脆い屋根材等が脱落して、
隣家の財物や、ましてや人に当たれば大事です。

このパミールだけではなく、
非アスベスト含有屋根材は、とかく割れやすいです。
ご自宅や所有物件のある方は、信頼できる近隣の
工事作業者に何となくお話ししてもいいんじゃないですかね。

今は人づきあいも減りました。
ネットでポチポチと調べられますし。
でも字面じゃその人の人物まではわかりません。
気に入らなきゃ頼まないって選択肢もあるわけですし、
実際のところを聞ける身近な人を作るのも
賢い生き方になるかもしれません。

本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。



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屋根の葺き替えとか色々4 [埼玉県で屋根葺き替え1]

どうも埼玉県三郷市のぽっちゃり親方です。

今年、自動車免許の更新なんですけど、
我が栄光の草ばかり食ってる海のない埼玉県は
更新料金がキャッシュレスみたいなんですよね。
制度が変わると面倒だなぁと感じるようになったのは
きっとたぶん加齢によるものかもしれません。
でも魔法の言葉「ヒューマンエラー」は減少するかもしれません。

さて現場です(長期ブログをお休みしていた時に行いました)。
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この黒いのがルーフィングです。
既存のものは撤去したのですが、
この新規ルーフィングは屋根に面する側が
ベトベトしてくっつきます。
そのために直接、野地板(画像で見える合板)に
張り付けたかったので、旧材は撤去してます。

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下流(水下側【みずしもがわ】)から貼ります。
唐突ですが、みなさん、台湾の気候というと
どうイメージしますかね。
湿度が高く、台風が強烈なところなんですが、
このルーフィングは台湾製です。
台湾製だから安いってことはなくて
m単価は日本製より遥かに高い。。。
輸入コストが大半なんでしょうけど。
川口市にある株式会社エイム 屋根下のルーフィン
https://www.aimkk.com/product/yaneroofin.html
このときは、OEMによる輸入販売でしたが、
今年からライセンス販売なのか、当時のまま輸入なのかは
ちょっとわかりませんが、川口市の一級建築士さんからの
おすすめで、先行して一巻きだけ仕入れて
これならおすすめできるなということで採用しました。
私自身が臆病なので、新製品をいきなり現場で
使用する度胸がなくてですね、一度は倉庫で試します。。。

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全部ルーフィングを張り付け終わったときの
画像が無くてごめんなさい。
カメラ2台体制で施工写真を撮っていましたが、
重要箇所の施工をデジタルカメラで撮影した日の
SDカードは持ち帰らずに、お客様にそのまま
SDカードを渡してしまっているので、
安くなったとはいえ、何枚もSDカードを
お渡ししてしまうと、無償のためちょっと大変なので。

家に持ち帰るとデジタル画像はヒューマンエラーや
ちょっと色々と疑義を生じかねないため、
お客様にその場でお渡ししています。

フィルムで撮影したものは、カメラを持ち帰ってます。
カメラはそのままにして帰ると天候など心配なので。

本日も長々とごめんなさい。
お付き合いいただきましてありがとうございました。





ちょっと長くなります。
このルーフィングが適切なら、理論上、雨漏りしません。
新築当初から、または改修工事後に、屋根から雨漏りするなら
このルーフィングの施工に問題がある可能性があります。

よく聞くのが、
『「この前インターホンを押してきた人が、塗装をしないと
雨漏りしますよ」と言われた』と耳にすることがありますが、
一概にはそうであるとは言えません。
近年の屋根の場合、雨漏りをさせないための
「本体がルーフィング」になります。

突風で屋根葺き材が吹き飛んでルーフィングまで
破れたら、雨漏りする可能性があります。

雨水が吸いやすいほど屋根材表面が劣化し、
屋根材自体が凍結破砕して割れて
強風でルーフィングまで破れれば、
雨漏りする可能性はあります。

その他の場合で、結露や積雪での「すが漏り」などの場合や、
塗装し過ぎでの雨漏りもあります。

また、すべての屋根葺き材は基本的に「点と点」、
釘やビスなどで点で固定されていて、
屋根全体としては浮いている個所のほうが多いです。
屋根材が完全全面接着固定されているのは
一部の防水材くらいです。

ですので、「お宅の屋根、浮いてますよ」と言われたら、
ご自身の信頼に足りると思う顔と住所を知っている人に
相談するのがいいと思います。

やたらめったら他人を屋根にあがらせない。
「詐欺師は笑顔でやってくる」
今時、怖い顔した悪い人なんて稀です。
うちの古くからのお客さまで刑事をしていた方も
この手の詐欺に引っかかってます。
口下手な詐欺師はいません。




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屋根の葺き替えとか色々5 [埼玉県で屋根葺き替え1]

どうも埼玉県三郷市のぽっちゃり親方です。

先週、父親が誕生日だったので
お花茶屋に行きました。
割愛しますが、私が両親と別居をして
38年になりますが、それほどの期間を
別に生きるともう別生物というか、
お互いに相いれない存在になるものでして。
両親の面倒を見てくれているすぐ上の姉は、
どっちもどっちでお互いに不倶戴天なんて言いますが、
絶対に私は間違っていません。
きっとたぶんもしかしたら間違っていません。

さて現場です(長期ブログをお休みしていた時に行いました)。
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ルーフィングを全面に張り付けた後、
金属屋根材を葺いてます。
金属屋根は落雪が顕著ですので雪止めは必須です。
自動車の屋根の雪がすっ飛んでいくような感覚です。

足場のシートをたくし上げているのは、
現場を離れる仕事終わりから翌朝までの間に、
強風が吹くと、このくさび足場は心配です。
くさび足場は結構揺れます。
組み方や管理にもよりますが。

DSC_0630_copy_674x898.jpg
(面積が多いので数日に分けて葺いてます)
今は少なくなりましたが、足場パイプ(単管一側足場)などは、
振れや揺れが少なかったと思いますが、
この足場はハメ込み式のため、風に弱いです。

屋根上に飛び出させてシートを張ったままにすると
屋根上は地上よりも風の影響が大きくかなり心配なので、
長時間現場を離れる時はたくし上げてます。

今年の4月1日から足場の規定が変わります。
簡単に言うと、もう少し丈夫に足場を組みましょうね~
と、いうことなんですが、この現場を行っている最中も、
近隣の新築現場で他社がこのタイプの足場を倒してます。
シート張り放しが原因だと思います。
では現場の管理者は、というと、
「そんな時間はない」というサボりのための言い訳ではなく
やりたくても出来ない労務状況というのが現実で、
下請け業者も「やってられるか」という不貞腐れの
言い訳でもなく、そもそも初めから
工事本体の人件費さえまともに出てないのに、
という感じで、このシート管理は
数社が入る元請け下請け現場では
誰も絶対にやりたがらないのが現実です。

うちは元請け率が非常に高く、
近隣から怒られるのも嫌だし、
施主から信頼をなくすのは最悪中の最悪っていうので
費用云々ではなく毎回毎回やってますけど。

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これは壁もその他も終わったときに
撮影しました。
金属屋根の欠点として、最大なのは
「雨水が走る」です。
皮膚や衣服に強風を伴った雨が降りっても
子どもの張りのある皮膚や、撥水性が高い衣服は別ですが、
風で雨粒が押されて流れるということは少ないです。

ざらざらした面の雨粒は風で押し流されにくいのですが、
金属のようにつるっとした面では、強風時に雨粒は上流側にも
横側にも縦横無尽に押し流されるようになります。
そのために、ルーフィングはかなり慎重にしないと
駄々漏れになります。
板金部分からの雨漏りは滝のように雨漏りすることがあります。

あまり公表してないのですが、住宅に限って言えば
うちの雨漏り改善率や、雨漏り箇所発見率は97%を超えています。
経験上、このような金属板の雨漏り箇所はかなり多いので、
ルーフィングはさらに注意してます。

本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
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屋根の葺き替えとか色々7 [埼玉県で屋根葺き替え1]

どうも埼玉県三郷市のぽっちゃり親方です。

今年は記録的な暖冬のようで、うちの近所の中川の土手も
菜の花が咲いている個所もあるので安心していたら、
週明けの月曜日にみぞれか雪の予報が出ちゃいまして
もう何日か後にしてくれよ。。。
雨だったら建築士会に行ったり、現地調査に行ったりと
思っていましたが、雪じゃ何にも出来ないし。。。
まったく忙しい時に限ってこれですよ。

さて現場です(長期ブログをお休みしていた時に行いました)。
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サイディングがちょっと変形どころか
反ったサイディングが釘を引き抜きそうになるほど
反っている個所があったので留め付けましたが、
この現場のサイディング、猛烈に厚みがありまして、
凹んだ目地状のところでも20ミリ前後はあったかと思います。
毎日窯業系サイディングを貼っている方や、
設計さんはこの話を聞いた瞬間に、感じるところは
あると思いますが、今はスルーします。
ちなみに新築時にこれをやらかしたのは
うちではありません。
ビスで締めると浮いた釘が良く分かります。

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それで釘を締めなおします。
かなり厚みのある窯業系サイディングなので、
脱落はなかなかしないと思いますが、
塗装で仕上げるのはサイディングが浮いたままですと
大変ですし、万が一落ちたらかなり重量があるので
大惨事になりかねません。
これはシーリング前におこなったものです。

DSC_0647_copy_731x975 - コピー.jpg
DSCN4638 - コピー.JPG
軒天を塗ってますが、この現場の外装材は
どれも厚口で重いんですよね。
建築物は上部に行くにしたがって軽いほうがいいです。

私の体は結構重いですけど。。。

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シーラー(一回目の塗料)は、透明の塗料で
このメーカーでは色のついたシーラーはないので
画像が大変です。こういう場合は
お客様に缶の中身を見ていただいて
塗っているところも要所要所で見てもらいます。

クレームの原因の大半は疑義を生じた結果ですので
日ごろの注意が大切です。

今回のシリーズも飛ばしてます。
新築時由来の是正箇所が盛りだくさんで
たしかこの辺りまで来るのは1か月以上かかってます。

本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
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屋根の葺き替えとか色々8 [埼玉県で屋根葺き替え1]

どうも埼玉県三郷市のぽっちゃり親方です。

やっと昨日届きましたよ。
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1月29日発売だったようなんですが、やはり配送の方が
人手不足なのかやっと昨日届きまして、

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去年と変わった法令等も含めて全て毎年チェックしてるんですが、
このページ数なので結構大変です。
テレビに出てよく工事をしているあの人は
「勉強なんて必要ないよ、そのうち覚えるし」との
ご高説がありましたが、そんなことはないと思うんですよね。。。
法令を無視すると請負者や施工者等だけではなく、
所有者や占有者などにも罰則があるものもあり
数年の懲役や億円罰金なんてのもあるので
見た目やノリだけで行くと結構やべー法律なんですよ。

さて現場です(長期ブログをお休みしていた時に行いました)
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これ、FRPのバルコニー床防水層なのですが、
以前、お施主様が苔が付いたからと、電動の家庭用高圧洗浄機で
洗ったら防水層のトップコートが剥がれちゃったと
お話がありました。

このトップコートは通常剥がすのがとても大変で、
メーカーからは塗り替え時には特殊なプライマーを
下塗りにする以外は、トップコートを全て剥がしてほしいと
言われるもので、だったら自分でやってみろと
言い返したくなるものです。

うちみたいな業者が使用している高圧洗浄機は
皮膚に直接洗浄ガンからの高圧水が当たれば肉が裂けますが、
家庭用の高圧洗浄機は玩具程度のものなので、
それでFRPのトップコートが剥がれるというのは
これまた何か原因があるなぁと、勉強方々うちの
通常のトップコート塗り替え費用で請け負って
理由もすぐに分かったので対処は簡単でしたけど。。。

全ての方にお伝えしたいですけど、 慣れてない材料はいきなり本番でやらない、 まずは何回か試してその材料の性質を確認しましょう!

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これはロータリーブラスターという道具で剥がしてます。
長野県のゴトー電機というメーカーの電動工具なんですが、
開発はこの会社で、製造はどこなんですかね。
というのもグリップ(持つ部分)がすんげー太くて
保持が辛いです、振動もありますし。
ただ私は男の子としては手が小さく
白魚の腐ったような指してるんで持ち辛いです。

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それで取れる限り取ったらプライマー。
このプライマーは販路が少なく業者でも
まず入手しようがないので
あえて何かは言いません。

本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
あ、そうだ、明日は都心でも雪みたいなので
みなさん移動に気を付けて。

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