工期がありません

どうも埼玉県三郷市のぽっちゃり親方です。

今年の試験の勉強もしなくちゃなぁ～・・・と、思ったまま
ろくに時間が無くて今日やっと始めましたが、
一般販売されているテキストが間違い(誤植)だらけで
見る気も無くなってしまったので、過去問オンリーで
やってみたところ98%くらいの正解率なので
もっと後から始めてもよかったかなと思いつつ、
建築系なので法令がコロコロ変わるんですよ。
消費者にメリットなんか無いような変更で。
むしろ広域で国民にデメリット出るでしょこれって感じで。

さて現場です(長期ブログをお休みしている間に行った現場です)。

このコンクリート土間なんですが、
元請けさんから電話があって、
「ただちに土間を仕上げて！厚みのある塗膜で！」
ってお施主さんが使用開始する10日間くらい前に連絡があり、
材料の発注や色の指定などの打合せもあるので
んんんん？どういうこと？って思っていると
元請けさんとお施主さんの間で打合せ不足があり、
土間塗装(防塵塗装と言います)を忘れていたようなんですが、
もう日にちが無いので超特急で材料を頼んで、発送のロス時間自体ないので
製造工場まで引き取りに行って、なんとか


土間塗装する前の清掃をして(バタバタしていて撮影忘れ)


この材料と


この材料を混ぜて


下塗りを塗ります。
この状態で3回目の下塗りをしています。

最近は様々なところで、下塗りは何回塗りましたとか
最低下塗りは2回とか色々言われてますが、
そんなものは間違いで、濡れ色になるまでが正解です。

既存塗膜があるところに何度も油性系下塗りを重ねると、
素材と既存塗膜の塗着強度の低下をもたらすことがあります。

水性系の下塗りは含侵力が乏しいので
規定量さえ確保できれば十分かと思います。
水性系で高浸透と言われる下塗り材は
カチオン型の材料が多いですけど、カチオンは造膜してしまうので
何度も塗り重ねてもほぼ意味はないと思いますね。

塗装にかかわる試験もいくつか受けていますが
あの試験の問題にはこの問があったと思います。

塗る仕事を40数年やってるといろんなことがあります。
謳い文句でマニュアル通りにやれば完成するなら職人なんていらない。


この状態で6回下塗りしています。
まだすこし濡れ色には足りないので
もう少し下塗りをしたいのですが
とにかく工期が無い！

しかも重量物を台車で運び入れるので
仕上げた後の硬化時間も必要なので。


それでこの材料で


2回塗ります。

下塗りも塗装間隔時間をもう少し取れれば
これよりも少ない回数で濡れ色になったはずですが、
とにかく工期はないっていうんで大変でした。

あまりしたくない話なんですが、
いろんな職人が集まる現場でよく話になるのが
予算はあるけど工期はない
工期はあるけど予算はない
このどっちかならまだいいけど両方ないのはパスって話でして。
最後に嫌な話になっちゃっいましたね、気を付けているんですけど。

本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。

結局ドタバタ

どうも埼玉県三郷市のぽっちゃり親方です

なんだかんだとやることが日々積み重なっていき、
ろくに更新できません。すみません。

先日はお仕事のお話ではなくて、

常磐高速道路に乗って宮城県に行きました。
今はサービスエリアで焼き芋の販売機があるんですね。

宮城県には視察と調査が目的だったのですが、
建築学校で知り合った方が宮城県北部、
地元の方はほぼ岩手県と言われている市にいるので会いに行ったり、
女川の復興後の街並みを確認したいという思いもありまして、




日帰りで行ってきました、自動車で。

鉄道がちょっと苦手でして、しかも翌日は現場なので
片道4時間30分程度の道のりのようでしたが、
サーパスエリアで休み休み運転して、片道6時間くらいかけて
行ってきたわけです。私、運転があまり上手ではないので。

次の更新はいつになるか分かりませんが、極力頑張ります。
本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。