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屋根の葺き替えとか色々1 [埼玉県で屋根葺き替え1]

どうも埼玉県三郷市のぽっちゃり親方です。

動物を飼っている人は、「あるあるの話」ですが、
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ネコ用の煮干しのおやつ。
これ、食べないんですよ。
前に載せた猫(展♂11最)は全く食べない。

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先住猫(ゆの♀12歳)はすこーーーし食べるんですけど。
仕方ないんで私が食ってます。
え?と思いましたよね。でも動物に食えて人間が
食べられない物って少ないんで。
SDGsです、SDGs。
仕方ないとか言いながら、人用よりも旨い。。。
良いかなぁと思っても駄目だった時、がっかりです。
200円ちょっとでしたけど。

さて現場です(長期ブログを休んでいた時に行った現場です)。
DSCN4425.JPG
こちらの現場は、以前近隣の共同住宅の工事をして、
そちらのオーナーさんにご紹介いただいたお客様です。

DSCN4426.JPG
紹介者のオーナーさんご自身が、かなり慎重派の方で、
そのオーナーさんから、慎重で良く調べてから
仕事やる人だから大丈夫、って太鼓判を押されたと
お客様から言われたのでプレッシャーで震えます。

それで現地調査でヒアリングに行くと
DSCN3655.JPG
ニチハのパミールです。
保湿状態になると吸水して脆くなります。
アスベストが製造および使用禁止になり、
各メーカーが外装材の新素材に取り組み始めた初期のものです。
アスベストに関してはいずれ機会があればやります。

DSC_0792_copy_864x647.jpg
国内の全ての塗料メーカーが塗装不可、
対応できる塗料はないとしている屋根材です。
このニチハの製品は、アスベストの代わりに
パルプ(紙繊維)を基材にしているのですが、
そのパルプが吸水して脆くなります。

吸水して脆くなったときの材の硬さは、
洋菓子のクラッカーそっくりです。
指でモロモロ崩れます。

それでこの屋根材を留めつけている釘も駄目でした。
メッキが薄くて、基材の鉄くぎが錆びて
屋根材が脱落することもあります。

釘に関しては建築基準法施行令にも
屋根材が脱落しないようにと定めてありますので、
このモロモロになった屋根を一枚一枚剥がして
釘を打ち直せよってメーカーが釘を恵んでくれます
こんなモロモロの屋根材、すぐに割れるんだから
脱着できるか、馬鹿にしてんのかと思います。

屋根材メーカーは「メンテナンスが悪いからだろ」と
屋根材本体に関しては逃げました

このブログは商用目的にもなっていますので
政治的批判は原則としてしないようにしています。
ですが、あえて言うと国交省大臣が
アレじゃ変わんないでしょうね。

よそ様を悪く言うわけではなく、
あくまでも個人の見解です。
このパミールという屋根材。
吸水すると脆くなる、ということは
結露などでも脆くなるということです。

ではパミールを載せたまま、上から新たな
屋根材をかぶせるカバー工法というのはどうでしょうか。

下にあるパミールが、なんらかの吸水・結露・吸湿をすれば
新しい屋根材をいくら強固に留め付けてあったとしても
留め付け状態がゆるんで動きが出ます、
足元が動くってことですから。

今あの国際イベントでも話題になってますよね。
建屋の浮き基礎工法。
今の復興問題でもそうですが、足元が動いてしまえば
上にあるものは全部連動して動きます。

ですので、お客さまには高額工事になって心苦しく、
見積提出も時間をかけて待ってもらいましたが、
カバー工法は不向きであるとして
パミールは全面撤去の計画・見積としました。

このシリーズは何話かに分けます。

本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。



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