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学科試験・製図試験のことなのでマニアな人だけお勧め記事です。3 [試験について]

どうも埼玉県三郷市のぽっちゃり親方です。

今回もとてもつまらない内容で、今回でこのシリーズは最終です。
2級建築士試験こんなふうにやったよ!という内容です。

DSC_0908.jpg
シャーペンなどです。

通常、製図試験の作図は3時間程度で描くように予備校でも
大学でも言われますが、シャーペンを握りっぱなしは疲れます。
9月上旬の試験でもあるので手汗もかきます。

私は多汗症で、手汗がヌタウナギにちかい状態でヌルヌルになります。
汗で滑るとさらに強く握って疲れます。
なので、私はテニスラケットのグリップに巻く滑り止めを巻き付けていました。

作図作業は疲れないようにするのがポイントで、
疲れないようにすると集中力も続きます。

赤いシャーペン0.5mmをメインで使っていましたが、
私くらいの年代だと、「赤い奴は3倍速い」理論で赤いシャーペンが好みです。
あらゆる芯を試しましたが、芯は固いほうがきれいに早く描けます。
ぺんてるというメーカーのAinのHB HARDというのを使っていました。
芯が柔らかいと、作図中に早く描くと、芯が細かく砕けて用紙を汚します。

濃紺のシャーペンは現場で使う墨付け用で、1.3mmの太さです。
寸法線の玉止め(クルクル)や、エスキスで使いました。
今のスタイルはエスキス(下書き・ラフ)は1/200で描くのがスタンダードですが、
私は1/100で描いて強弱をつけて分かりやすくしていました。

私自身、個人的な考えで木造での試験合格にこだわっていました。
1/100は下書き用紙に上下で描くためで、架橋構造をエスキス中に頭の中で
完成させるためでした。
今の主流はエスキス時の消しゴムカスを答案用紙に付かせないために
フリクションボールペンを多くの人が使います。
私は架橋構造をスマートにさせるために1・2階を上下で描いてましたが、
消しゴムが固いと消しにくく、下書き用紙も破れたりヨレたりするので
小学生用の学習消しゴムを愛用してました。

字消し板は最後の点検時に稀にしか使いません。
あんなもの作図中に使っていたら年越しします。
青いのが作図中に使っていた消しゴムです。

定規は褒めたものではなく、テンプレート付きの2ミリ厚の四角いものを
使用していました。3ミリ厚はぶん回すにしては重く、
取り回しにまごつくためでした。
そのため、今流行りのバンコという定規はデカく重いので
1度試しただけで、使いませんでした。

勾配定規はとにかく大変で、月に1枚程度、
ねじ部分が割れるか、ねじが切れてしまい、
練習用紙とともに、とにかくお金がかかりました。

製図版はムトーとドラパスの両方がありましたが、
ムトーのものが使いやすかったと個人的に思います。

ほかの技能試験でもそうでしたが、道具を多く使用としている人は
試験中、道具の持ちかえや、探したりする手間が増えるので
時間がかかるように思います。

作図は突然早く上手に描けるようなものではないので、
この先、試験を受けたいなぁと思っている人は、
早めに日ごろから描き慣れてください。

日ごろの準備がものを言います。
すべての学生さん、すべての受験者さん、
頑張ってください。

今回でこのシリーズはおしまいです。
つまらない記事にお付き合いいただいて申し訳ないです。
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