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それって実際どうなのか

どうも 埼玉県三郷市のぽっちゃり親方です。

 今回のタイトルですが、テレビ番組の話ではありません。
職人不足と賃金高騰のことです。

 都内などの飲食店などでは店先に張り出されている募集の張り紙に目が向くと、
たしかに賃金は上昇しているなぁという感があります。
そのほかは大企業や公務員などはボーナスなども上昇するなど話は聞きます。

 現在、というよりコロ〇禍で木材価格が一時極めて上昇しました。
(ブログでは露骨に書いていいのか分からず、しばらく更新しなかったので〇で伏せています)
それも一時的な上昇で下落傾向にあります。
ただし、現在進行形で上昇し続けている原材料も数多くありますので、
数年前よりは高くなってはいます。
そのような理由や電気代や材料運搬費なんかも建築費上昇に拍車をかけています。

そこにきて職人不足と賃金高騰なのですが、
それって実際どうなのか、です。

 うちみたいな極めて小さい事業所ですと、職人同士のつながりで、
近郊であれば手間とパーキング代で行き来をして助け合いをするなどしてます。
これは同業種間での話です。

 そういう「職人の間」での話ですが、直接職人にわたる賃金は
意外とほぼ上昇していません。むしろ事務手続きなどをやることが増えたりして
労働は増えても賃金は、横這いか、むしろ減っているという話は聞きます。
私の仲間の間では相場の賃金で行き来するようにしていますし、
無理な要求はしないという暗黙の了解があります。
そのようなことから、うちでは人手がどうしても集まらないということもなく、
それどころか、「何か手伝えるような仕事ない?」と連絡さえもらえます。

 では「人件費上昇による工事費上昇」はまるで嘘なのかというと、
決してそういうことでもないと思いますが、少なからず、
労働者にまともな賃金を支払い、無理に要求をしなければ人は集まります。

人件費高騰の文句は大部分の企業で虚構で、
実際は内部留保、そもそも初めから人件費をまともに払ってないので
人が集まらないだけなんじゃないのという気がします。
社員や職人はボロボロのジャンバー着て、社長はレクサス。
ほんとクソみたいな業界ですよ。


さて一通り怒りが収まったので、ここでカミングアウト。
なんの試験だったかというと2級建築士です。
その話もそのうち出来たらな、と思います。

本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。


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